ようちなおんどできみをうばう


本当は近くにいるだけで
満たされる愛だ
肌を重ねなくとも
君を見つめているだけで
満たされる愛だ

けれど君には
守ってくれる人がいて
君を待ってる人がいて
君には君の世界がある
ぼくの知らない君
ぼくの知らない愛

壊したくなったのさ
誰かの君を
ぼくだけの君にしたくて
幼稚な温度で君を奪う

どうしようもないね、って
ぼくの隣りで笑ってよ





08.07.16 *